6. 常識が人を三日月にする 3

(K)三日月に足していくのが自分の仕事だと思っている。あなたのここがだめだから、厳しい指導をする。すると子供も萎縮していくし、先生もプレッシャーを感じていく。学校教育が解放されていない。縛られてしまっている。学力テストがトップでそれが継続するために足かせになってしまっている。

 

 

(佐藤康行)きちんと理念を持って「これをやるんだ」って、明確にして教育改革をする。人生の最後の仕事と思ってそれくらいの気持ちを持ってやる。

 

 

(K)退職まで1年半なので真我を伝える側にもなりたいなと思っているが、ただ指導者になるよりも今の教育をなんとかしたい。

 

 

(佐藤康行)やりましょうよ。本当は医療と教育は同時なんです。全く一対だと思っている。医療を心のクリニックでは、手術もしないし薬も出さない。だから教育と同じ。

 

 

(K)教育も手術もしないし、注射も打たないし聴診器もない状態で、こういう学長と私の関係が先生と生徒の関係。医療だけども教育と近いなと感じている。

 

 

 

(佐藤康行)全く同じです。年齢に関係なく、人を三日月とみなして、ずっと満月という。これは社員教育だってなんだってみんな生きてくる。何もかも使えます。相手は命を持った人間です。

という捉え方。