7. 常識が人を三日月にする 4

(K)学長のすごいところは、全部認めている。

 

 

(佐藤康行)三日月を認めていないのではなく、満月しか見ていないから。たまたま自分の目には三日月にしか見えないだけ。「月はこんな形」って言った瞬間に真実を見てないということ。自分の目だけを信じているということ。

 

 

(K)こっちから見ると、学長が欠けている部分を認識していないんじゃない、って見えてしまう。

 

 

(佐藤康行)だから話が噛み合わないことがいっぱいある。福島に〇〇さんが来た時も「ここに来た目的はそっちじゃないでしょ」と言っている。

 

要するに何のために来たのかというそこだけを伝える。だから結構話が噛み合わないことがいっぱいある。だって噛み合っちゃまずいわけ。こっちは満月を見て、相手は三日月とみているんだから話は噛み合わない。噛み合わないけどそちらを押し通した時に、変化する。

 

例えばここにその問題児がいるでしょ。一人はこの問題をなんとかしてあげなきゃいけないとするでしょ。私は「問題ない」とやるんだから問題ない。「この子は素晴らしい」それで押し通していくんだから。