9. 常識が人を三日月にする 6

(K)そこは解決した。

 

(佐藤康行)「解決をした」というけど、その真意を捉えるんです。そしたら、かなり最もな可能性があるわけです。もの凄い勉強になるわけです。

その人から見たら、こっちが三日月に見えるわけです。学校が三日月に見えるわけです。先生が三日月に見える。向こうから見ると三日月なんです。彼の中の満月があるはずなんです。彼の中の満月から見たときに三日月に見えるわけです。「お前は三日月じゃないか」と怒ってるわけです。でも彼の後ろに満月があるからそれを言っているわけです。

「お前何を教えているんだ」って言っている。

 

 

(K)その考えもなかった。教師は真ん丸だと思って。

 

 

(佐藤康行)一回、内部だけでいいので「その人が正しくて自分たちが間違っている」ってとこからやってみたらいいです。徹底的に「間違っている、その人が正しいんだ、我々が間違っている」という前提でやってみる。

いかなる場合でも「その人が正しい」から出発してみる。