18.常識が人を三日月にする 15

 

(K)科学じゃ無いですよね。

 

 

(佐藤康行)科学と言うより真実、真理です。科学というのは後から発見していくこと。普通みんなが思う科学というのは検証する前のこと。

 

 

(K)仮説?

 

 

(佐藤康行)仮説でいいんです。それを「前提」という言葉を使っている。月は真ん丸だという前提。雲の上に太陽があるという前提。仮説でもないね。もうあるんだから。

 

 

(K)学長、盲信じゃないですか?

 

 

(佐藤康行)思ってないのにいうってことはどっちが盲信なのか?

 

 

(K)自分も家内も学長を盲信している。それは学長という存在があるから。

 

 

(佐藤康行)私を満月と思っている。そう、究極の満月。科学的じゃないっていうと最初から変わらないというと真理

信じようが疑おうが、ここにダイヤモンドがあるでしょ。ダイヤモンドは疑おうが同じじゃないですかね。疑った瞬間イミテーションになるのか。むしろ疑った方が本当のダイヤだとわかる。

 

 

(K)自然なものだったら、わかる。自然現象。

 

 

(佐藤康行)私は人間ほど自然のものはない。今食べたものを消化吸収している。これは不自然ですか。今の髪の毛が伸びている。暗くなると自動的に暗くても見えるようにしてくれる。人間ほど自然を自覚しやすいものはない。

 

 

(K)そこに思いがいかないですね。

 

 

(佐藤康行)今日から行きましょう。今日からです。それが満月の教育ですから。人間を作ったのは人間じゃないです。この60兆の細胞のたった一個の細胞が国会図書館のいっぱいくらいの情報があるらしい。