72. 親御さんから満月教育への質問と回答 3

満月教育小冊子より抜粋

 

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Q.子供が反抗して私に逆らってばかりいます。

 

 

【佐藤康行】

A.逆らうこともいいんですよ。逆らうってのは、自分の意見があるということだから。

反抗期というのは、自立しようとしてるんです。

そういうことを分からなきゃ、自分の枠にはめようとするでしょ。

教育の中でも、私はそういうのがあるんじゃないかなと思っています。

日本も、世界もそうですけど、戦争の歴史なわけ。

日本も日清戦争、日露戦争の前は、国内で国盗り戦争をやったわけ。第二次世界大戦までやって。

でもね、戦争で「人を殺してこい」ってのは、頭の中でマインドコントロールして、「これがいいことだ」と思いこませなきゃできないわけ。

自分の本音で、自分のやりたいように言ったら、誰1人行かないと思いますよ、戦地に。

人を殺すのも嫌だし、殺されるのも嫌ですから。

そういう教育を、もしかしたら戦争から帰って来た人たちがそのやり方しか知らないから。

それを、親になって子供を強要したり、それをそのまんま会社で社長がなったら、社員教育にそれを使ったりしてる可能性があるわけ。

でも、そんなことやらなくても、本人のやる気はいくらでも出るわけです。

自らを引き出してあげるようにすれば。人間は自分で本当にやりたいこと、やるべきことが出たら、一生それをやり遂げられる可能性があります。

ぜひ、ちょっと子供に対する捉え方を変えてみて下さい。

子供が先生と思って下さい。