83. 癇癪持ちは、バロメーター 2

昨日の続きです。

 

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で、音楽でまだ食えないけど、音楽で自分のついてる先生が、「とにかく音楽で食えるとこまで、とことん音楽だけでやりなさい」って言われたらしい。

 

でも、普通はできないじゃないですか、アルバイトしたりしなきゃ。

 

でも、親がいいとこの親もあって、それできる環境なわけです。

 

朝から晩までギターをやったり、ピアノをやったり。

 

「あんたね、天才に間違いなくなれるよ」って。

 

「まず、環境がいいもん。まず家庭環境、それだけで出来る環境あるじゃない。」

 

二つ目は、「30まで仕事するなっていう、その先生、いいよ」って言ったの。

 

音楽だけで。「その環境もすごくいい。何よりも気質がいい」と言ったんですよ。

 

「癇癪持ちなんか最高の財産だよ」って。

 

「なぜならば、癇癪持ちを抑えて、そしてみんな我慢してやってると、あなたの才能まで死んじゃうよ」って。

 

癇癪が起きる時はどういう時か。

 

「たぶん、何かをやろうと思って、できない時でしょう? 自分が手が届かない時、何回やってもうまくいかない時に、腹が立って何かひっくり返したくなる。一つはそれを抑えるやり方。抑えていって、みんなとうまく合わせてやる。でも、これは平凡への道なんだよ」と。

 

「平凡の方へ行く道なんだよ。天才になりたいでしょう?」って言ったら、「なりたい」って言うから

 

(つづく)