84.癇癪持ちは、バロメーター 3

昨日の続きです。

 

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「そうでしょう? 天才の道は違うんだ」と。

 

 

「天才の道はそれをこなしていってできた時に、腹立たないでしょう?」と。

 

 

「例えば、陸上選手が9秒9で100メートルを走りたかったら、いつまでたってもできなかったら腹立って、それこそひっくり返したくなるかもしれない。でも、もし本当にそれが走れたら、その癇癪は出ないでしょう?」と言ったら、「出ない」と。

 

 

「そうでしょう? そちらの道選びなさい」と。

 

 

「才能、自分がメーターになって、分かるわけです。それを本当にやれたら、嬉しくて、たぶん飛び上がるぐらい嬉しくなって、腹なんか立たないでしょう? そういうバロメーターを持ってるんだから、それは絶対財産だよと。何よりも、何よりも負けず嫌いが最高なんだよ」と。

 

 

「どうせなら、日本でもトップクラスの人んとこに、友達だとか先生を作りなさい」と。

 

 

「日本で、例えばピアノでもギターでも、作曲でも、日本なり世界でトップクラスの人と友人になりなさい」と。

 

 

そして、「その人を徹底マークしなさい」と。「そうしたら、負けず嫌いが生きてくるから。」

 

 

つづく