118 否定さえも肯定満月

否定の奥にある愛

それすらも肯定されていたと満月に変わった時、何が起きたのでしょうか。

 

昨日の続きです。

 

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(受講生)すいません。「『抱きついていいですか』って、そこに全てがあった」と今おっしゃったんですけども、それをもうちょっと噛み砕いて。

 

(学長)要するにね、彼が言ってた言葉ですよ。

 

「学長におやじを見た」って言うんです。

 

「自分のおやじを見た」って。

 

「おやじの本当の愛を見た」ってことでしょう?

 

それは、彼が一番認めてたもんで。

 

彼のおやじは、いつも否定してたらしいんです、自分を。

 

でも、私は彼をずっと認めてたわけ。

 

「最も否定してたおやじ」と、「最も肯定してるおやじ」。

 

でも、こっちのおやじ(最も肯定してる)を見たわけ。

 

そして、私を本当におやじとして見てたら、だんだん、だんだん否定してるおやじさえ、「あれも肯定してたんだ」って見えてくるはずです、遠からず。

 

そういうことがあったんです。あのTさん。

 

あの時、Kさんが「何か来た」って言ってたね。

 

(受講生)来た、来た。

 

(学長)あの彼です。