127 こちらの心のレッスン

(受講生)例えば、「自分はブスです」とか「自分が何々ができなくて駄目なんです」って、結構条件付けで自分を裁くことが多いんですけども、学長が「いや、何言ってるの。すごいじゃない」って言われると、その行為とか肉体的なものじゃなくて、その奥を見られてる感じがして。

 

(学長)そうなの。それが絶対前提なんですよ。

 

例えば、「何々ができなくて駄目なんです」って言うでしょう? 

 

私は、もし時間さえあればね、紙に出して、「できることを書いてごらん」って書かせる。

 

じいっと見てて、「あ、そんなことができるの」って言ってあげる。

 

「このことに対してはどうなの?」って聞いたら、「このことに関してはクラスで1番だ」とか「職場で1番だ」「へえー! それはすごいね。それ、もうちょっと聞かせてくんない?」って、じっくりやれば、だんだん、だんだん自信が持ててくると思う。

 

何かの自分の勝手な基準とか、親の基準で「駄目だ」って見てる可能性がある。

 

でも、本当は違う才能がある可能性がある。それを発見してあげるんです。

 

(受講生)それはそもそも、その本人しか分からない。

 

(学長)いやあ、本人が今まで歩んできたものがあるじゃないですか。

 

それを書かせてみて、それを言わせてみる

 

全部天才という前提ですから。

 

今度はこちらの心のレッスンになるわけ。

 

それを発見する。

 

本人は自分で見つけられないから、自分のことだから。

 

だから、一緒に手取り足取り発見する。