184 親の思い通りにやったらおかしくなる!?

2016年から2017年にかけて、数名の受講生と佐藤康行学長と「満月教育研究会」を発足しました。

 

このブログでは、その時の記録をシリーズとしてお届けしています。

 

出来るだけ個人的な意見を交えず、その時の記録をご紹介していきます。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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(受講生)すいません。「キッズセミナーをやります」と言った時に、その人たちのニーズ、シーズは何かなと。捉えて外さない絶対的なものを**する感じですか。

 

(学長)ニーズじゃないんです、私が言ってるのは。神シーズです。神シーズってのは、みんな共通してるわけ。決して親もこの子を自分の思い通りにさせたいわけじゃないです。自分の思い通りになったら、よくなるというふうな思いがあるからやる。

でも、明らかに自分の思い通りやったら、この子がおかしくなるとなったら、すぐ改めると思いますよ。思い通りがニーズじゃないんです。だから、「お母さん、違うよ」と言ってあげたら、「あ、そうなのか」ってなっちゃうわけ。

「そうなのか」ってなったでしょう? 前は、「鎮めた普通の人みたくなって」と思ってたわけ。私は反対を言った。「そんな普通の人みたくなっちゃ駄目だ」って言ったんです。「面白くないじゃない。あなたの才能を、思いっきり天才を生かしなさい。暴れたって、ギターなんか1個や2個、壊せばいいんだ」。そうやって言ったのよ。「壊せばいいじゃないか。ギターぐらいはたぶん、大丈夫だと思うよ」って。そういうふうに言った。

ただ、人を傷つけたり、人に迷惑かけたことはないって言うから、「それはいい」って。人に迷惑かけたらまずいこといっぱいあるからね。取り返しつかないことがある。「ギターを壊すぐらい、いいんじゃない?」って言ったの。ピアノだったら高いけどね。あはは。

 

(受講生)でも、ほとんどの親は結構そんな。やっぱり世の中の点数社会で、勉強ができてって、ほとんどの親は、そっちに洗脳じゃないけど。