156 人それぞれで良い

何をどうしてもOKだと言われると本当に安心しました。

 

こうしなければいけない、というのが非常に苦痛で、ようやく真我に出会ったのに、「またかよ」という気持ちになる事がぬぐえなかったので印象的な学長のお話でした。

 

 

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でも、I君の場合はもっとまた違うんです。

一応必ず手を挙げて聞くけど、でも彼はすぐ、納得しようがしまいがやるところがある。

そういう人は速いよね。

分からないのは自分であって、ただそれだけだから。

私も付きっきりでその人をやるわけにはいかないわけ。

でも、私は全部その人に合わせるんです、それでも。

 

T君にも、「東京出てきて、しばらく俺んとこ通ったらどう?」と言ったら、その時はOKって言ったけど、やっぱり怖いって言うわけですね。

「タクシーの運転手やっても、東京の車の量を見たら、とてもとても。

私、あんな大それたこと言っちゃって」ったら、「ああ、大丈夫、大丈夫。来なくていいよ。あなたはその場所でも、俺と近いってことは、別に距離じゃないから。それでいいよ」って一切無理させない。

それでも「来い」なんて言っちゃうと、それがトラウマになっちゃう可能性があるから。

 

たまたまI君はサッと来たっていうんであって、みんなそのように従わせようなんか、さらさらないです。

人それぞれでいいわけ。

そういう気になったら来ればいいし。

こちらに何の打算もないから、どちらでもOKなんです。

中根さんのように黙っててもこうやって。

それもOKだし。

「そこまでできない」ったら、それもOKだし。