21. 常識が人を三日月にする 18

(佐藤康行)そういうことです。段々天動説になってしまう。「何のための学校、教育か」ってなくなっちゃうわけです。その周りのことばかりになっちゃうわけです。真ん中をやらなきゃいけない。周りのことは真ん中をやるために周りを変えるのであって、だから先生を総入れ替えしなきゃいけないこともあるかもしれない。

子供の教育のために。だから商売で言えば、お客様を満足させることに会社を三角にしたり自由に変えれなければいけない。

目的はお客さんの満足を得るためです。お客様の欲求を満たすためのいろんな企業だから。

それにすべて徹したら繁盛しないわけがない。

だからまさに普通のそろばん勘定じゃないです。ほっといても客様が来るようになってくる。

 

 

K妻)あくまでも目の前の子供のマルを見る。

 

 

 

(佐藤康行)そう、そのことだけです。それに徹するんです。

 

 

 

(K妻)子どもが三日月を輝かせるのは自分の満月を見て欲しくてじゃないか?

 

 

佐藤康行)そう、そのとおりです。試されているんです。

 

 

「常識が人を三日月にする」連載、終了です。

 

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