82. 癇癪持ちは、バロメーター1

ある青年が「佐藤学長との面談で蘇った」という凄い体験談を

2016年に開催された「満月教育研究会」で聞かせていただきました。

 

今日から、その面談内容を掲載してまいります。(関係者の方には許可を頂いております)

 

なぜこの面談が心に響いたかというと、私自身、子供時代、かなりの癇癪持ちで

それはそれは周りからのバッシングがひどく、でもどうにも出来ない環境、

状況だったことをずっと引きずっていたからです。

 

「もしあの当時、学長と出会っていたらどれだけ救われたいたことだろう」などと思います。

 

心を救う、魂を救うという事を教えて頂きました。

 

 

 

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昨日たまたま、Tさんの息子さんが、私に「面談を頼む」って言うから、まだ22歳なんですね。

 

「今日はどういう趣旨で来たの?」って聞いたら、

 

「自分の気質だ」って言うわけ。

 

 

 

「性格というか、気質が自分で心配だ」って言うわけです。

 

「どういうこと?」と言ったら、「癇癪持ちだ」って言うんですよ。

 

途中から「バーン!」と投げ出したくなる。

 

で、「ギャーッ」となっちゃって、「こんな僕じゃあ、世の中に通じないんじゃないか」とか、いろんなことを心配して言ってるわけ。

 

 

「何、やってるの?」と言ったら、「ギターとピアノと作曲をやってる」って言うんだね、22歳で。

 

一つは「癇癪持ちだ」って言うわけ。

 

 

二つ目は「負けず嫌いだ」っていうわけ。

 

 

「どうしようもないぐらい、そうなんだ」と。

 

 

「みんなのように穏やかに、ああいうふうになれたらいいのにな」って感じなんだよ。

 

 

自分の相当、欠点だと思ってるわけ。

 

 

たぶん、親はどう言ってるか知らないけどさ。

 

 

「ものすごい、才能に満ち溢れてるね」って俺は言ったんです。

 

 

 

それ、才能だよ。

 

 

 

(つづく)