125 出発が変わると基準が変わる

親の否定すら、それさえも深い深い親の愛だったと知った時は、天地がひっくり返りました。

 

昨日の続きです。

 

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(受講生)すいません。先ほど、Tさんの話で、「Tさんは自分を駄目なやつだと言って、学長は全肯定をするのをやってると、間もなく彼のお父さんのことも肯定するだろう」って、さっきおっしゃったんですけど。それはいわゆる、学長の中に全てが入ってて、そこを突き抜けた。で、一つになったという感じでいいですか?

 

(学長)これ、彼の言葉に合わせて言ってるんですよ。

 

彼は、昨日ですよ。

 

「学長の中にお父さん、父を見た」って言うわけ。

 

でも、彼はずっと「父さんが自分のことを否定してた」って言い続けてきたの。

 

でも、私に「父を見た」ってことは、彼が本当の父を求めていた。

 

それを私で見たという。

 

そうしたら、これから出発が変わると思いますよ。

 

父という基準が変わりましたから。

 

前は、父は自分を否定するもんだと思ってた。

 

こっから先はどんどん変化してくるのは、明らかに想像できます。

 

「父、お父さん=愛に溢れた人だ」となってくるから、お父さんのことを思い出しても、そんな悪くは思えなくなってくるわけ。

 

それをずっと繰り返してるうちに、全部父に対するトラウマが消えていくわけ。

 

父に対するトラウマが消えるってことは、イコールサングラスみたいなものだと思ったらいい。