191 他流試合

2016年から2017年にかけて、数名の受講生と佐藤康行学長と「満月教育研究会」を発足しました。

 

このブログでは、その時の記録をシリーズとしてお届けしています。

 

出来るだけ個人的な意見を交えず、その時の記録をご紹介していきます。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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(学長)そう。むしろ「同じだとそんなに面白くない」とさえ思えるような、全く自分の異質な所に入っていって他流試合で、そこでうまくいくような、そういうことを教えてあげたらいい。

 

 

(受講生)なるほど。

 

 

(学長)だって、営業なんかまさにみんな他流試合じゃないですか。相手が何言ってるか分からない所に行くんですから。

 

 

(受講生)おおー。

 

 

(受講生)参考になるか分からないんですけど、うちの子たちが学校に行くと、やっぱり最初に環境が違うんでグーッと落ち込むんですよ。不登校の子もかなり多いんですね。だから、小学生になっても幼稚園に来ていいんですよ、心をリセットするために。確かに僕らが子供を預ける時に先生に言われたのは、「小学校行った時に最初は困るかもしれないけど、最終的にはクラスの中心になるような子たちになるから、そこは大丈ですよ」と言われたんです。たぶん、そういう感じでやることを言うかもしれないなと思います。現にうちの一番上は、小学校3年ぐらいまではからかわれるし、いじめられるし、「学校行きたくない」って言ったんですけど、ある年から自分を認めたっぽくって、結構今は元気にやってるんですよね。

 

 

(学長)不登校なんかもやっぱり、子供同士の人間関係がうまくいってないからだったりするんじゃないですか。友達がいっぱいいると思ったら、喜んで行くんじゃないですか。学校の勉強というより友達だと思うんですね。それが、例えば親が仲悪いと、仲悪いのが自分の脳の中にしみ込んでいって、仲悪いような言動や行動を自ら自然としちゃう可能性がある。だから、まず親が仲良くなる。そして、仲良くなるための教育。

 

 

(受講生)うんうん。

 

 

(学長)どうだろう? そういう「人間関係の学校」というのは。

 

 

(受講生)私が全然足りなかったところ。

 

 

学長)いいですか?

 

 

(受講生)うんうん。

 

 

(学長)ああ。

 

 

(受講生)どんな環境に行ってもOKっていうねえ。

 

 

(受講生)これはすごいですねえ。どんな環境に行っても。