8. 常識が人を三日月にする 5
(K)子どもを見たときに問題に目が行く。
(佐藤康行)もちろん私も目がいくけど、しかし、目が行くけどそこには振り回されない。そこでパっとスイッチを変える。
(K)丸の部分を学長は見て、問題の部分はなくなる。
(佐藤康行)雲を見たら雲に振り回される。「雲は本来こういう形であるべきだ」と。「じゃあ、私がなんとかしよう」と。でも、あくまでも雲は雲なわけです。しかし私は雲の向こうにある太陽を見る。太陽だけしか見ていない。この子は「太陽、太陽」と言っている間に間もなく雲が消えてくる。
すーっと消えてくる。さらに太陽と言っている間に雲がなくなって、太陽が煌々と輝く。
太陽しか相手にしない、満月しか相手にしない。
もし一番早くそれを身につけたかったら、私がカウンセリングをしているところを横で見ていたらいい。まず自分がわかるようにならないといけない。誰かに教える前に。自分がそのようなやり方しか出来ないくらいになればいい。段々見えてくると思う。
今話を聞いていると、「土下座」とか「波がある」とか、「怒鳴った」そういうものしか残らない。「一体その人は何を言いたかったのか」、そこにだけ焦点を絞ったらどうでしょうか。
こんにちは。小学校・中学校に30年以上勤務経験があります。YS(佐藤康行)メソッドの「引き出す教育」で生徒さんたちが「本当の自分」を引き出した時に起きる効果と変化に感動の日々を過ごしております。よろしくおねがいします。