194 友達はこちら側にいる

2016年から2017年にかけて、数名の受講生と佐藤康行学長と「満月教育研究会」を発足しました。

 

このブログでは、その時の記録をシリーズとしてお届けしています。

 

出来るだけ個人的な意見を交えず、その時の記録をご紹介していきます。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

**********

 

(受講生)わざわざクリニックに。

 

 

(学長)私は何人治したか分からないよ。

 

 

(受講生)だから、イメージ的に「クリニック」というとやっぱり病院というか、重たい人は重たいイメージ持つし、最近はクリニックも明るくてあったかい雰囲気ですけど、「病院?」と思っちゃう人もいれば。楽しそうな学校で統合失調症が治ったら、これはすごい話題にもなるし、ワクワクッとするようなイメージが。

 

(受講生)うん。

(受講生)例えば児童相談所とか、何となくイメージ的に重苦しそうなものが、実はこういう楽しい学校で改善していくんだよとなると、より積極的に行きたいというか、あまり垣根がないというか、壁がないというか。

 

 

(学長)前にある女の子がいじめに遭って不登校の子が、広島から私に相談に来たんです。まだ小学生だったかな。相談した後、帰りの新幹線で、広島だからね、美点発見をやったらいいと。そして、ずっと3時間ぐらいだから。学校の友達とか家族の美点発見をやって帰って、次の日学校行ったら、学校がガラッと変わってた。

当然、彼女の心が変わったからでしょう。それから、ちゃんと学校行くようになったという子もいる。私が広島のほうに行ったら、その子が必ず体験談をしゃべってくれて。新幹線の中で自分1人でやってるのに、いじめと不登校が治っちゃった。みんな友達になっちゃった。

だから、友達というのは向こうにいるんじゃなくて、こちらにいると。こちらだけが変わったら、向こうが友達になってくる。今ここにいる人も、友達と見るのか、そうじゃなく見るのかによって、自然と出てくる言葉も変わってくるでしょう。全部自分が主導権でできるというね。

常に私は満月を見るようにしてるからね。Nさんさ、どんなに苦情があっても怖くないんですよ、満月と見てるから。そんなに文句言ってたわけじゃないんだけど。